命をつなぐ胎盤とは?その正しい位置や役割

胎盤

お腹の胎児は胎盤が無ければ生きてはいけません!
そこで今回は胎盤について詳しく書いていきますよ!
女性にならぜひ読んでほしい記事になっているので、ぜひ参考にしてくださいね。

胎盤ってなに?

胎盤とは、妊娠の時に子宮内に形成される臓器のことをいい、さらに胎児からは臍の緒がはえて胎盤とくっつきます。
お腹の中の胎児にとっては生きていく手目に必要な大切な臓器なんですよ!
胎盤は無数の血管や組織の集まりでできています。
そして胎盤は出産したら役目を終え、後陣痛として体外に排出されます。
人間だけではなく、馬や豚といった有胎盤類の雌なら必ず妊娠の時にこの胎盤は作られるんですよ。
近年ではこの胎盤の成分や効果が評価され、「プラセンタ」として、化粧品や医薬品にも使われています。

胎盤が完成する時期は?

まず受精卵が子宮内膜に着床すると、そこから徐々に胎盤とへその緒ができ始めます。
これが妊娠5週目くらいになるんですよ。
しかし受精卵が全部が胎児になるのではなく、胎盤や臍の緒、胎児を包んでいる膜に分裂していくんです!
そして安定期に入る14週~16週に出来上がり、出産前になると、胎盤は直径20㎝、重さ500~600gにもなるんですよ!

ちなみにですが、私は娘が4キロ越えだったので、胎盤も900gになっていて、先生にかなりビックリされたんですよ・・・(笑)
胎盤を後から出すんですが、これもまた痛くて・・・なかなかつらかった記憶があります。

胎盤はどの位置にできるの?

実は胎盤には正しい位置があるんです。
通常胎盤は
『子宮の上側の天井』
にできます!
http://www.cs-navi.com/smt/what/img/placenta_img1.jpg
引用:http://www.cs-navi.com/
上記の画像のように上の方につくのが正しい位置になっています。
しかし、これが下についたり、産道を塞いでしまったり・・・してしまう場合があるんです。
この位置については下でもう少し詳しく話しますね。

胎盤の役割とは?

では胎盤の役割とは何でしょうか?
ここでは胎盤の役割について詳しくみていくことにしましょう。

1.酸素・栄養を送る

まず胎盤の一番の役割といえば、この酸素や栄養を胎児に届けるということです。
胎児はおなかの中では呼吸ができないので、胎盤を通して、酸素をもらい二酸化炭素を排出しているんですよ。
さらに胎盤には、お母さんが食べた栄養を赤ちゃんにしっかり届け、お腹の中で発育する働きを持っているんです。
また、胎盤には、フィルターのような働きがあり、有害物質の分子が大きいものは赤ちゃんに渡さないという役割を持っています。
しかし、アルコールやニコチンは分子が小さく胎盤のフィルターを通過しダイレクトに胎児にいってしまうんです。
このことから、アルコール、喫煙は妊娠中は厳禁といわれているんです。
また薬を服用するときも、必ずかかりつけの医師に相談することが大切ですよ!!

2.胎児の代謝を行う

胎児は代謝をうまく行うことができません!
なのでこの胎盤を通して代謝活動をしているんです!
胎盤がないと老廃物の排出が出来ないんですよ。
ちなみにこの老廃物はママの血液を通って体外に排出されています。

3.免疫を付ける

よく赤ちゃんは半年は病気になりにくいといわれています。
これはお腹の中にいるときに、母親の免疫を胎盤を通してもらっているからなんです。
しかし、この免疫も半年間くらいしか有効ではないので、半年以降に、突発性発疹になったり風邪をひきやすくなったりするんです。

4.ホルモンを分泌する

胎盤は胎児を育てるためにさまざまなホルモンを分泌します。
ここでは胎盤で分泌されるホルモンを2つ書いておきます。

●hCG(ヒト絨毛性ゴナドオロピン)

このhCGホルモンは受精してから8~10日後くらいから分泌されるホルモンで、妊娠検査薬は尿に含まれるhCGホルモンに反応して妊娠の有無を確認するんです。
このホルモンは妊娠12週目でピークになり、出産するまで一定量を分泌し続けるんですよ。
妊娠を維持し、子宮内の血流を多くして、子宮内を柔らかくそして胎児が成長してもいいように大きくする状態にするホルモンになります。
ちなみに妊娠後期まで分泌されますが、安定期からはだんだん分泌が減っていくんですよ。
妊娠すると安定期までつわりが起こる原因もこのhCGホルモンの過剰分泌が原因といわれています。

●hPL(ヒト胎盤コラーゲン)

このhPLは赤ちゃんに栄養を運ぶ働きがあり、母親の代謝を活発にして赤ちゃんに優先的に栄養を運んでくれます。
このホルモンのおかげで赤ちゃんに栄養がいき、母親のおなかのなかで発育していくんですよ!
特に妊娠32週~34週に分泌が多くなります。

胎盤の位置がおかしい・・・!

上記では胎盤には正しい位置があると書きました。
しかし中には、下についていたり、産道を塞いでしまっていることも・・・。
ここでは危険な産道の位置を確認していきましょう。

◎胎盤が低い位置にある「低置胎盤」

先ほど上で胎盤は通常子宮内の上側についていると書きましたね。
しかし、子宮内の下側についてしまっている人もいて、これを「定置胎盤」と読んでいます。
定置胎盤は早くて妊娠6ヶ月ごろにエコー検査でわかることがほとんどです。
子宮口から胎盤までの距離が2㎝以内だと定置胎盤と診断されます。

◎「前置胎盤」とは

その一方で前置胎盤とは、胎盤が低い位置にあり、子宮口を完全に胎盤がふさいでしまっている状態のことを言います。
前置胎盤は
子宮口の全体をふさいでしまっている「全前置胎盤」、大半をふさいでいるのを「部分前置胎盤」、一部だけふさいでいる状態を「辺縁前置胎盤」の3種類にがあります。
前置胎盤は腹痛がない出血や、内診時に大量に出血します。
場合によっては入院をする可能性もあります!

◎定置胎盤・前置胎盤の原因は?

では定置胎盤や前置胎盤の原因は何でしょうか?
実ははっきりした原因はわかっていないんです!
しかし一ついわれているのは、帝王切開や人工中絶手術、子宮の手術、喫煙、高齢出産といった子宮内が傷ついたり、炎症を起こすと前置胎盤、定置胎盤のリスクが上がるといわれています。

◎胎盤の位置は治るの?

前置胎盤や定置胎盤はなおるのでしょうか?
日本産科婦人科学会が出している前置胎盤の治る確率というデータがあるんですが、このデータによると前置胎盤の全体の8割は胎児が成長し、子宮が広がる中期から後期にかけて治るといわれています。
低置胎盤の治る確率は残念ながらのっていませんでした。
前置胎盤や低置胎盤の場合医師の経過観察のもと毎回の検診ときにしっかり伝えてくれるので安心してくださいね。

◎出産の時にリスクはあるの?

出産までに前置胎盤が治らなかった場合、帝王切開での出産となりますが、低置胎盤の場合、自然分娩ができることもあります。
しかし出産は何があるかわかりません!

判断は医師に任せましょう。
いくら自然分娩がいいとはいえ、赤ちゃんが危険にさらされては意味がありません。

胎盤剥離について知っておこう

一番危険なのが「胎盤剥離」です。正式には「常位胎盤早期剝離」といい、出産する前に胎盤がはがれてしまうことを言います。
これは、妊娠後期から起こりやすくなり、胎盤の中の血流が何らかの原因で滞ってしまい、子宮と胎盤の接着している細胞が死んでしまい、少しずつ胎盤がはがれてきてしまうんです。
発症する確率は低いですが、発症すると最悪の場合母子ともに命を落としてしまうこともあります。

まず症状として、下腹部痛から始まり、お腹が石のようにカチカチになり不正出血が現れます。
さらに進行すると激痛と大量の出血に襲われるんです。

詳しい原因はわかっていませんが、ほとんどの場合、妊娠高血圧症候群が関係しているといわれています。
さらに喫煙も胎盤剥離を引き金にしてしいます。

胎盤が大きい!大丈夫?

妊婦検診にいって「胎盤が少し大きいかな」といわれた方もいると思いますが、先生が特に指摘しない限り、以上はないので安心してください。

実は私も胎盤が大きく先生にびっくりされました!
体質で栄養が胎盤にいきやすく大きくなってしまうこともあるようです。
そして胎児も大きくなりやすい傾向にあるんです。
実際に娘は上にも書きましたが、4134gありました!
そして息子のときは大きく育ちすぎる体質なので、常に体重制限かけられていて・・・
予定日を2日しか過ぎていないのに、出産してみると3442グラムありました。

胎盤も大きくて先生がまたまたびっくりしていましたね。
なにか異常があれば必ず担当の先生が教えてくれるので大丈夫ですよ。

胎盤を提供する?使用用途は?デメリットはあるの?

妊婦検診の広範囲なると、胎盤や臍帯血の提供の同意書を産婦人科から渡されると思います。
胎盤は「プラセンタ」として、メルスモンやラエンネックとなり美容や更年期障害に使用されます。
ヒトプラセンタは医療用でしか認められていないため、化粧品やサプリメントには使用することは禁止されています。

そして、臍帯血は白血病の治療に使われます!
白血病は赤血球や白血球を作り機能が弱まり起こる病気で、臍帯血を利用することで、この機能の成分をふやすことができるんです。

提供された臍帯血は冷凍保存され、適合するドナーに使用されます。
また、提供された臍帯血は公的臍帯血バンクか私的臍帯血バンクに保管されます。
公的臍帯血バンクは、ドナーが見つかるまで保存されますが、私的臍帯血バンクの場合、自分の子どもが白血病になった場合、その臍帯血を使用できるのです。

この胎盤や臍帯血の提供のデメリットはとくにありませんが、強いて言うなら私的臍帯血バンクに預ける場合、保管料が数万円~20万円とかなり高額な値段になってしまうんです。

私はこの同意書にもちろん同意しました!
いつかどこかで、私の胎盤や臍帯血が役に立てばいいなと思っています。

胎盤は食べれるって本当!?食べた人がいるんです!

実は胎盤を食べれるって聞いたことありますか?
ネットで検索をかけると食べたという人がちらほらいましたが、そんなにいません。
どのように食べたかというと料理して食べていたそうです。

実は胎盤を食べると産後の回復が早い、母乳の出がよくなるともいわれているんです。
人間ではないですが、馬は産後の回復のために自分の胎盤を食べるんですよ。

さらに、海外では自分が出産した胎盤を約3万円で乾燥しカプセル状にしてもらう人もいるそうです。

最後に・・妊娠中はストレスフリーを!

では最後に妊娠中はなるべくストレスフリーで健康的な生活を送りましょう。
実はストレスは体の大敵といわれるほど、体に悪影響なんです。
妊娠中は出産の不安や旦那のことからいろいろ考えてしまいそれがストレスになって締まっています。

ストレスを感じると胎盤につたわり、胎児にまで影響があることがわかっています。
お腹の中にわが子を感じられるのはたったの10ヶ月、この10ヶ月をどうか笑顔で過ごしてください。
私は心配性すぎて、ネットで知らべては落ち込んでの繰り返しで今とても後悔しているんです。
好きな趣味をするのもよし、友人と出かけたり、旦那さんと出かけて恋人気分を満喫するのはおススメのストレス解消方法ですよ!
生まれたらデートなんてできませんし、ゆっくり食事もとることもできませ如!

ストレスを軽減することは健康な胎盤づくりにもつながります。
もうお腹の中にいる以上あとは生まれるだけ!覚悟をきめて思いっきりマタニティライフを楽しんでくださいね。

まとめ

いかがでしたか?
今回は胎盤について書いてきました!
最後はこの記事のまとめです。

・胎盤は胎児が生きるためになくてはならない大切なもの
・胎盤は安定期ごろに完成する
・前置胎盤や低置胎盤の場合いしの経過観察のもと出産まで検診を受ける

以上が今回のまとめとなります。
胎盤は胎児にとって命綱です。
たからこそ、アルコールや喫煙は絶対に控えてください。
お腹のなかの胎児をまもれるのは母親のあなたです。
なにかあればすぐかかりつけの医師に相談してくださいね!

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