
プラセンタと献血の関係って知っていますか?
実は献血ができない場合があるんです。
そこで今回はプラセンタと献血についてみていきます!
これを読めば一気に疑問が解決しますよ!
ぜひ参考にしてくださいね♡
出典 : http://www.yamagata.bc.jrc.or.jp/
プラセンタを摂取すると献血が出来ない!?
プラセンタを摂取すると献血ができなくなる・・・って聞いたことありますか?
これはインターネットで検索をかけると、出てくるんですが、やはり献血ができないと出ます。
ではなぜプラセンタを摂取すると献血が出来なくなるのか知っていますか?
実は少し怖いことをここからは書くことになりますが、本当に可能性はわずかです。
0に近い可能性なので、知識として入れておくことをおすすめします。
これを読んでプラセンタを摂取するかどうか決めていただければなと思います。
ぜひ参考にしてくださいね。
献血が出来ないのはプラセンタ「ヒトプラセンタ」
さて本題に入っていきましょう!
献血ができないのは「ヒトプラセンタ」つまり、プラセンタ注射です。
ヒトプラセンタは医療用としか認められておらず、美容目的、疲労回復、薄毛治療、更年期障害、肝臓疾患の治療に使われます。
ちなみに、ヒトプラセンタという名前ではなく、ラエンネックやメルスモンという薬剤名になっています。
いつから献血禁止になったの?
ではいつから禁止になったのでしょうか?
平成18年10月10日以降、プラセンタ注射を1回でもした方は献血ができないと厚生労働省が発表しました。
国の法律で禁止になっているんですよ。
ちなみに臓器移植の提供も厳禁となったんですよ。
なぜこのようになったかというと、背景には狂牛病問題があります。
平成18年日本は狂牛病が大問題になり、あの牛丼の吉野家では提供中止になるなど大きな問題になりました。
なのでこのころになるとヨーロッパではポピュラーな羊プラセンタも日本では使用が厳禁になったんですよ!
これは私の憶測でもありますが、プラセンタは50年以上治療に使われてきていましたが、この狂牛病問題を境に羊プラセンタが使用禁止になり、普段私たちも牛の肉を食べているので、人由来のプラセンタも何か危険があるのではないかと白羽の矢がたったのだと思います。
そして人由来のプラセンタに変形型クロイツフェルト・ヤコブ病の感染が人間の血液感染によるものとわかり、人の胎盤から採取しているプラセンタにも、その感染の可能性があるという結果が出たんです。
そのため、感染予防としてこの禁止令を出したんですよ!
変形型クロイツフェルト・ヤコブ病とは
ではこの変形型クロイツフェルト・ヤコブ病とはどのような病気でしょうか?
日本では年間約200例あり、発症したら1年から1年半で死に至ります。
神経難病とで、鬱状態、不安といった精神疾患から始まり、進行性認知症や手足が動かないといった症状が起こります。
100万人に1人の割合で発症するという統計が出ています。
そしてこの変形型クロイツフェルト・ヤコブ病はBSE感染の牛を食べると起こる可能性があるものです。
これに感染し発症したら死亡率は100%で、治療法もまだ見つかっていません。
この変形型クロイツフェルト・ヤコブ病は今日本で1件報告があります。
血液検査じゃわからないの?
でも献血したらその血液は必ず検査にかけられますよね?
HIVや肝炎の感染が分かるならヤコブ病もわかりそうな感じがしませんか?
実は血液検査ではこのヤコブ病の感染の有無は分からないんです。
さらに発症前の検査方法もありません。
症状が発生したあと、MRI検査、脳波をはかる検査、さらに髄液を採取してやっとわかります。
血液検査では感染しているかわからないので、もし感染していて、ほかの人の体内にはいってしまったらゾッとしますよね。
献血だけではなく胎盤からの検査方法もないので、プラセンタの薬剤になってしまってもわからないんですよね・・・。
感染した人はいる?
ではプラセンタ注射をしてクロイツフェルト・ヤコブ病に感染した人はいるのでしょうか?
今日本にプラセンタ注射で感染したという報告例は0です!
1例もありません。
本当に限りなく0に近いんですが、万が一を考えての対策になっているので、安心して受けてください。
ここまで少し怖いことを書いてしまいましたが、日本人の性格上可能性のあるものは事前に予防するというのがあるので、このような対策をとっているんです。
ちなみに海外ではプラセンタ注射を打っても献血はできるんですよ!
他のプラセンタは献血していいの?
馬プラセンタや豚プラセンタのサプリメントや美容液をつかっても献血はしてもらえるのかというと・・・
「献血してもOK」
です。
あくまでも人由来のプラセンタのラエンネックやメルスモンを使用したかたのみ、献血や臓器提供をできないので覚えておきましょう。
献血をしたいならサプリメントの摂取がおすすめ
最後に献血やもしなにかあったときに臓器移植をしたいという場合は、プラセンタの摂取はサプリメントがおすすめです。
サプリメントとなると馬由来や豚由来になるので、摂取しても献血を受けることができます。
さらに毎日しっかりプラセンタをとることができるので、注射をうけるより確実に体内にプラセンタをいれることができますよ!
まとめ
いかがでしたか?
今回はプラセンタと献血について書いてきました。
最後はこの記事のまとめです。
- プラセンタで献血ができないのは人由来のプラセンタのプラセンタ注射のみ
- 一度でもうけると献血ができない
- クロイツフェルト・ヤコブ病感染の可能性があるためだが、いまだ感染した例はない
- 献血をしたいならサプリメントからの摂取がおすすめ
以上4つが今回のまとめとなります。
プラセンタ注射をうけると献血が出来ないですが、それはあくまでも最悪の事態を想定したもので、予防策になっています。
安心してうけてくださいね。